住宅関連商材の製造・販売を行うカンキョー(本社東京都、北原武司会長)は、自社で製造・販売している遠赤外線の発熱シート「E―DAN(イーダン)」を武器に販路を拡大している。昨今イーダンは、大手ハウスメーカーなどからも引き合いがあるという
イーダンは、08年9月に面発熱シートとして特許を取得。畳の下や太陽光発電用の融雪ヒーターとして多様な場所で使用できる。現在、面発熱シートは、組み立て式の床置き畳「良い暖」という商材で販売している。融雪ヒーターは、積雪量が多い地域限定だ。補助金を活用して、融雪ヒーターを導入する事例もあるという。
同社は1997年9月に創業。今年で23年目を迎え、太陽光発電の販売や電気工事などを展開する。創業以来、無借金経営で事業を続けている。
創業当時は、太陽熱温水器の訪問販売から事業を開始。現在は、自社で訪販事業は実施していないが、太陽光発電は、代理店での展開を行っている。現状、10社が販売しているという。
〈企業データ〉
創業 1997年9月
代表 田島弥生代表取締役
本社 東京都
営業手法 代理店販売
商材 太陽光発電、蓄電池、E-DAN(面発熱シート)
【今週の初登場】 カンキョー/ハウスメーカーから依頼も
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