【ネクスト・ライフ 山根一晃社長】/「会員へ可能な限り還元」を理念に掲げる(2024年11月7日号)

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 ステビア抽出物を素材にしたサプリメントや化粧品などをネットワークビジネス(NB)で販売するネクスト・ライフ(本社熊本県、山根一晃社長)は24年でNB事業開始(正式開業)から10年が経過した。「思いやり・真心・感謝の気持ちを持つことが大切」と説く山根一晃社長に、事業の立ち上げから10周年を迎えた思い、今後の事業展開について聞いた。

 ─設立からこれまでの経緯について聞きたい。
 私自身は富士銀行(当時)に20年ほど在籍し、35歳の時に国内NB企業に出会ったことが業界に縁するきっかけだ。副業として2年ほど経験したのち、銀行を退職してNBに専念することにした。その後、別の2社を経験した後、13年7月にネクスト・ライフを立ち上げ、14年7月20日にグランドオープンし、今年で10周年を迎えた。
 「大切な、大切な、大切なメンバーに会社が可能な限り還元すること」を企業理念に掲げている。一般的には、売り上げや利益の追求が企業の目指す方向性だが、会員の収入が増えれば、必然的に会社の売り上げ、利益が上がってくる。ビジネス活動を通じて、健康で長生きできる環境を提供したい。こうした理念は、私自身のセミナーで毎回伝えるようにしている。
 ─報酬プランについては。
 ビジネス活動で収入が得られやすいという点で「メンバーファースト」を掲げている。報酬プランには、会社の総売り上げの10%を原資とし、直接紹介2人(アクティブ)で均等配分する「ダイレクトコミッション」を用意した。
 一般的には、紹介ボーナスは1回だが、直接紹介した会員2人がアクティブであれば継続的に得られるようにした。紹介者を出している会員の多くが何らかの報酬を得らえるようにしている。
 他にも、「バイナリーコミッション」や「トゥエンティマッチ」があるが、ボーナスはこの三つのみでシンプルにしている。
 ─取り扱い製品の特徴については。
 全ての取り扱い製品に世界中から厳選した「ハーブ」を配合した。
 サプリメント「ハーブパーフェクトDX」は、ビタミンやミネラル、ポリフェノール、GABA(ギャバ)など90種類の栄養素を含む「モリンガ」や、古来からパラグアイの先住民がマテ茶の甘味料として利用してきた植物「ステビア」、亜熱帯地域に自生し、健康茶としても著名な「サラシア」を配合した。これに、当社オリジナルの乳酸菌生産物質「醍醐」や乳酸菌「EC―12」を配合した。製造はGMP認証を取得した工場にお願いしている。
 オールインワン美容液「スーパーネクストジェルEX」は、サプリメントと同様にモリンガやステビア、サラシアいったハーブにEGFを配合した。洗顔「ネクストフェイス」は、3種類のハーブのほか、保湿性を高めている。

(続きは、「日本流通産業新聞」11月7日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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