リターナブル方式の水宅配サービスを展開するアクアクララ(本社東京都、赤津裕次郎社長)でトップの営業成績を上げるのは、アクアクララレモン(本社東京都)の天王洲営業所に勤務する、榎亮祐営業部係長だ。法人向けの営業と、個人向けの催事販売の両方で、成果を上げているという。「他社メーカーと差別化のポイントが少ないと思われがちな水宅配の営業なので、自分を売り込むようにしている」と話す榎係長に、トップ営業マンとしての心得を聞いた。
■法人営業と代理店サポート
─アクアクララの営業マンになったきっかけを教えてください。
13年に新卒で入社しました。入社してから11年になります。
大学時代は、特にやりたい仕事などなかったのですが、内定が最も早く決まった当社に入社しました。
現在は、水宅配の法人営業を行っています。同時に、一般顧客向けの水宅配の催事販売を行ってくれている販売代理店の統括管理も行っています。
責任ある役職を任せてもらえるのは、多くの先輩社員に支えられて、成長してこられたからだと思っています。
─直近の営業成績を教えて下さい。
水宅配の繁忙期だったこともあり、ここ数年でトップの新規顧客を獲得することができました。
一般のお客さまの新規の申し込みの勧誘は、営業代理店が行っています。ですから、正確に言うと、私がサポートした営業代理店が獲得した数値ということになります。
実は春から、会社の体制が一部変更になりました。私も春から現在の営業所の配属となりました。東京・千葉の直営部門の営業所は、足立・千葉・天王洲にあります。私は、3月まで足立営業所の所長を務めていました。お客さまにウォーターボトルを宅配するサービスドライバーの管理なども行っていました。
4月に、現在の天王洲営業所の配属となりました。天王洲は、お客さまの数が一番多いエリアになります。
4月以降は、新たな体制の下で、さらに新たな営業所での営業活動となりました。4~6月は十分な成果が得られなかったと反省しています。ただ、そんな中ではありましたが、それでも、多くのお客さまにご利用いただけました。本当にありがたいことだと思っています。
─営業の際に気を付けていることは何ですか。
まず、法人営業では、アポを取って対面するときの第一印象が大事だと考えています。宅配水の場合、商品やサービスに、他社と大きな差を感じてもらえないことが多いです。そんな時は、自分を売り込むようにしています。
(続きは、「日本流通産業新聞」10月17日号で)
【トップ営業マンに聞く】 <法人向け、個人向けの催事販売で成果> アクアクララレモン 天王洲営業所 榎亮祐営業部係長/差別化しにくい商材だから自分を売り込む(2024年10月17日号)
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