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ショップ・オブ・ザ・イヤー2019

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総合賞

くらしのeショップ

総合2位 ダブルイヤー賞

ダブルイヤー賞:ダブルイヤー賞

くらしのeショップ
役職名 eビジネス部長 業務課長
担当者 西出康人 氏

本当に役立つ商品の提供が重要

 増税や、天候にも恵まれず、苦しい1年だった。当社は季節商材が大半を占めている。また高価格帯でもないため、増税や天候の影響は大きなダメージとなった。大きな影響を受けながらも、当社YAMAZENオリジナル商品だけでなく、他のメーカーさんの協力も得ながら、いろいろな商品やアイデアをいただき、販促はあの手この手を尽くした。
 昨年は、商品数を増やす施策というよりは、異常気象の影響もあり、防災関連の商品や工事現場で活用できる商品を展開していったことで、売り上げを確保することができた。他にも、親和性の高い商品をグルーピングして、ついでの購入やセット購入を促す施策も行ってきた。
 今後もオリジナル商品を含め、商品開発には注力するが、季節性のある商品から、非季節性の商品の投入も進めていく必要がある。
 例えば、扇風機だったら、同じ扇風機の中でもサーキュレータータイプなどに変えていけば、季節に関係なく、年間を通して販売することができる。海外から商品を仕入れてやっていることもあり、極端にはシフトできないが、非季節性の商品の選定もしていき、年間を通して売れ続ける商品開発を検討していく必要がある。
 一方で、継続して販売が好調なのが、防災関連商品だ。一部は季節性商品のジャンルになるが、お役立ち商品としての価値があるため、商品開発はこれからもしっかりやっていく予定だ。今年のように暖冬の影響もあるため、商品の需要予測の精度を上げていかないといけない。
 当社は、手頃な価格が一つの強みだが、その一方で、高単価商材の投入も一つの施策として、検討する必要があるのではないかと考えている。
 20年が始まっているが、現状は苦戦している。オリンピック需要やコロナウイルスなど、話題となっているテーマをクリアしていかないといけない。課題も多いが13年連続の受賞と今回の総合2位をいただいて、もう一度全員で当社の顧客に、本当に役立つ商品が何なのかを分析し、提供していくことが重要だと感じている。


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