【人】 <FARM8 樺沢敦代表取締役>/酒蔵戦国時代地域資源を生かし、新規市場開拓(2023年3月2日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 新潟県で日本酒関連事業を展開するのがFARM8(ファームエイト、本社新潟県)。同社を牽引する樺沢敦代表は、「日本酒業界は戦国時代」と語る。市場がシュリンクする中、日本酒消費を促進し、市場そのものを拡大する視点で取り組んでいるという。新潟の地域の資源を活用した事業を展開し、若者など、新規市場の開拓に成功している。
 樺沢氏は、大学卒業後、名古屋で就職した。04年に発生した中越地震における、故郷の被災がきっかけの一つとなり、地元である新潟県長岡市にUターンしたのだそうだ。
 新潟県で就職後、軸足を「NPO支援」「地域づくり活動」の場にシフトしたという。
 酒蔵や生産農家、食品加工業者など、地域の人々の相談に乗る中で、「地域の資源」を活用した新しいマーケットを創造したいと考えるようになったという。それがきっかけで、FARM8を設立したそうだ。

(続きは、「日本流通産業新聞」3月2日号で)

<プロフィール>
 1979年新潟県長岡市生まれ。中京大学卒業後、名古屋で就職。05年に新潟県長岡市にUターンし、新潟県内のコンピュータ会社での技術営業を経て、マーケティングコンサルタントとして活動した。その後、NPOの支援と地域づくりの活動を行い、コーディネーターとして活動。2015年、地域資源活用をテーマに株式会社FARM8を設立、代表取締役に就任した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

「人」 連載記事
List

Page Topへ