【人】 〈アルページュ 野口麻衣子代表取締役社長〉/EC売上38億円ヒットブランドを作る秘訣(2022年7月28日号)

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 レディースアパレルブランドを展開するアルページュ(本社東京都、野口麻衣子社長)は、自社ECサイト「Arpege story(アルページュストーリー)」など、複数のチャネルでECを展開している。22年2月期のEC売上高は、前期比15%増の38億円となった。同社の成長をけん引する野口社長は、「消費者目線」を徹底しているという。
 「凛とした美学」は、野口社長の座右の銘で、同社の基本理念でもある。「自分を誇れる生き方がしたい」「自分に嘘をつかずにいたい」という気持ちを大切に、仕事に向き合っているそうだ。
 同社は数々の人気ブランドを運営している。インスタアカウントはブランドごとに運用しており、総計フォロワー数は約45万人。注目度の高さがうかがえる。
 人気の秘訣の一つに、「徹底した消費者目線」があると野口社長は語る。同社の基本理念「凛とした美学」とも通ずる考え方だという。消費者に徹底的に向き合うことにより、「自分自身の美学を探し求める女性に、パワーを与えられる会社になりたい」としている。
 「消費者目線」は前々から大切していたというが、特に強く意識するようになったきっかけは、”出産”だったという。「ファッションの力」を体感したそうだ。

(続きは、「日本流通産業新聞」7月28日号で)

〈プロフィール〉
野口麻衣子(のぐち・まいこ)氏
 立教大学社会学部卒業後、98年頃にアルページュに入社した。アルページュでは、人気ブランド「アプワイザーリッシェ」をはじめ、数々のブランドのディレクターや、取締役を兼任。17年に社長に就任した。


記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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