【人】 〈TENTIAL 中西裕太郎CEO〉/10倍成長「挑戦をスタンダードに」

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 インソールやマスクの開発・販売を行うTENTIAL(テンシャル、本社東京都、中西裕太郎CEO)は18年の創業以来、売り上げを、3年連続で約10倍に伸ばしているという。躍進を続ける同社を牽引する中西CEOの座右の銘は、「挑戦をスタンダードに」だ。
 プロを目指すほどの優れたサッカー選手だったという中西氏は、サッカー強豪の高校に特待生で入学を果たし、インターハイにも出場した。
 しかし、高校3年の最後の大きな大会の前に、心疾患を患っていたことが発覚。プロサッカー選手の夢もついえた。このとき、遺書をしたためるほど、自分の人生を見つめ直したことが大きな転換点になったという。以後、「人生で何を遺すか」という視点を大切にして生きてきたという。
 高校3年時には、同級生の多くが大学進学を目指す中、中西氏は一人、プログラミングのビジネスに挑戦することを決意した。当時の米国大統領のオバマ氏のスピーチで、「プログラミング」の重要性を知ったのがきっかけとなった。

(続きは、「日本流通産業新聞」」4月15日号で)

〈プロフィール〉
中西 裕太郎(なかにし・ゆうたろう)氏
 1994年生まれ。埼玉県出身。26歳。高校卒業後、13年に「WEBCAMP(ウェブキャンプ、現DMMWEBCAMP)」創業メンバーとして参画。16年にリクルートに入社。18年にTENTIALを設立。趣味はフットサル、サウナ、漫画。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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