【人】 〈楽天 三木谷浩史社長〉/番組で垣間見えた父親とGAFAの存在

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 楽天の三木谷浩史社長は2月25日、NHKの人気番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演した。
 三木谷社長がニューヨークで移動中に、多くの日本車を見かけて「日本の自動車業界は頑張っている。しかし、これからハードウエアは厳しくなる。さまざまなものがサービスになる。このままでは日本はGAFAのような巨大プラットフォームに支配されてしまう」とつぶやいた言葉が印象的だった。
 楽天も「楽天経済圏」と評するサービスネットワークを駆使して、ビジネスを拡大しているプラットフォーマーだ。グローバル展開を進める楽天にとって、海外の巨大プラットフォーマーの存在が気になるのは当然だ。
 先日の決算説明会でも三木谷社長は、「日本発のマーケットプレイスがアマゾンのような非常に大きな資本と対抗していくためにも(送料込み施策を)やらなければならない」と発言した。

(続きは、「日本流通産業新聞」2月27日号で)

〈プロフィール〉
みきたに・ひろし氏
 65年3月11日生まれ。88年4月、日本興業銀行に入行。93年5月、ハーバード大学経営大学院修士号を取得。97年2月、エム・ディー・エム(現楽天)を設立。06年4月、クリムゾンフットボールクラブ(現楽天ヴィッセル神戸)代表取締役会長に就任。08年1月、楽天野球団の代表取締役会長に就任。10年2月、一般社団法人eビジネス推進連合会(現一般社団法人新経済連盟)の代表理事に就任。18年1月、楽天モバイルネットワーク(現楽天モバイル)代表取締役会長に就任。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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