【人】 〈キューアンドエー 安達あける 最高幸福経営責任者〉/幸福度向上の働き方改革を推進

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 「幸せの定義は個人個人で全然違うと思います。人によっては一番大切なのはお金かもしれないし、肩書なのかもしれない。でも、これまでいろいろ考えてきて最終的に思ったのは、お金ではないんじゃないかなあということです」と、安達あけるCHOは振り返る。
 安達氏は19年4月、コンタクトセンター業務を手掛けるキューアンドエー(本社東京都、川田哲男社長)の最高幸福経営責任者(チーフ・ハピネス・オフィサー/CHO)に就任した。CHOが担うのは、従業員の幸福度と生産性を高めることだ。
 満足度とは昇給や昇格などによる個人の充足感の高まりを指すが、これは際限がなく、より高みを目指してしまう。一方、幸福度はやりがいの向上を示す。「やりがいや誇りを持ち、それを幸せだと思っているからこそ生産性が高い。やりがいを感じない人は生産性は低いというデータもある」という。

(続きは、「日本流通産業新聞」1月16日号で)

〈プロフィール〉
あだち・あける氏
 東京銀行(現・三菱UFJ銀行)に入社、為替ディーリングルームに配属。その後結婚して夫の赴任先ロンドンに6年間帯同、帰国後は東京銀行OGとして秘書室に勤務、BMWの人事部、コンサルティング会社などを経て、01年にキューアンドエーに入社。秘書、広報、総務業務などを歴任し、14年6月、執行役員。19年4月からは最高幸福経営責任者(CHO)兼リレーション・ブランディング戦略本部長に就任。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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