【人】 〈佐川急便 本村正秀社長〉/不在対策、一緒に構築

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 4月1日付で佐川急便の代表取締役社長に就任した。一時は佐川急便の役員にまで昇格したが、その後、佐川急便を退社した経歴を持つ。いわば出戻りでの社長就任だ。
 佐川に入社したのは1980年。都内新宿区の営業所でセールスドライバーとして汗を流した。営業所の責任者や各部門の担当を経て04年常務取締役に就任する。
 だが専務に昇格した05年、佐川急便を退社。出版流通を手掛ける企業の役員に就任した。その後、ファンドがタクシー会社のANZENグループを買収。同社の代表に送り込まれた。そこで事業の改善・改革、売却までを経験する。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月24日号で)

〈プロフィール〉
本村正秀(もとむら・まさひで)氏
 1980年4月、東京佐川急便入社、2004年6月、佐川急便常務、2005年3月、専務、同4月、退任、同9月、JL代表取締役社長、2007年7月、ANZENGroup代表取締役社長、2011年6月、Kmホールディングス取締役、2012年8月、国際自動車取締役、2014年6月、退任、2015年3月、SGフィルダー理事、2018年3月、佐川急便理事、同6月、取締役、2019年4月、代表取締役社長。1960年3月、福岡県出身。58歳。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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