【人】　〈やしろ消費者情報研究所　八代修一代表〉／顧客対応の経験を助言

　今年３月末、公益社団法人日本通信販売協会（ＪＡＤＭＡ）の事務局を退職後、４月に個人事務所である「やしろ消費者情報研究所」を立ち上げた。現在、通販事業者の顧客対応窓口から寄せられる相談に応じたり、各種セミナーで講師を務めたりしている。
　大学卒業後はレコード会社に入社。主に営業畑を歩んだ。入社して十数年後、「音楽ばかりに関わっていると世間から遊離していくのではないか」と不安を覚えた。
　そのとき「一時的でいいから音楽以外の仕事をやらせてほしい」と申し出て異動した先が、当時ソニーグループの通販会社だったＣＢＳ・ソニーファミリークラブ（現ライトアップショッピングクラブ）だ。
　異動から２年後の８６年、カスタマーサービスの課長職を担当して以来「カスタマーサービスにはまってしまった」と振り返る。

（続きは、「日本流通産業新聞」９月１９日号で）


〈プロフィール〉
八代　修一（やしろ・しゅういち）氏
　１９７２年３月、早稲田大学第一商学部卒業後、ＣＢＳ・ソニーレコード（現ソニー・ミュージックエンタテインメント）入社。８４年１月ＣＢＳ・ソニーファミリークラブ（後にソニー・ファミリークラブに社名変更、現ライトアップショッピングクラブ）に異動。９０年４月消費生活アドバイザー資格取得、９１年１１月繊維製品品質管理士（ＴＥＳ）資格取得、９９年６月ソニー・ファミリークラブ取締役オペレーションセンター長、０４年１月執行役員コンプライアンス推進部部長兼カスタマーサービスセンター所長、０４年４月社団法人日本通信販売協会（現公益社団法人日本通信販売協会＝ＪＡＤＭＡ）消費者相談室長、１９年３月ＪＡＤＭＡ退職、同４月やしろ消費者情報研究所代表。
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