【人】 〈宮崎県都城市 池田宜永市長〉/経営感覚でふるさと納税日本一に

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 宮崎県都城市は15年度、16年度と2年連続でふるさと納税の寄付金額で日本一に輝いた。池田宜永市長が”自治体経営”という考えのもと、都城市のPRのためにふるさと納税を推進した結果だ。
 制度変更があってもふるさと納税を強化する方針は変わらない。今年2月には楽天と包括連携を結び、ふるさと納税に加えて、楽天内に開設した公式オンラインショップを通して地域産品の販路拡大に取り組んでいる。
 「楽天市場でも実績豊富な『タマチャンショップ』を運営する九南サービスさんが市内におり、ふるさと納税でも連携していた。楽天市場の専門家である九南サービスさんにお任せして、公式オンラインショップを一から作り直していただきたいと思った」(池田市長)と話す。

(続きは、「日本流通産業新聞」5月23日号で)

〈プロフィール〉
いけだ・たかひさ
 71年4月7日生まれ。宮崎県都城市出身。94年3月、九州大学経済学部経済学科卒業。94年4月、大蔵省入省。主税局調査課内国調査係長や金融庁監督局銀行第一課課長補佐、外務省在オーストラリア日本国大使館一等書記官、財務省主計局主査(農林水産係)などを歴任。12年6月、財務省辞職。12年11月、宮崎県都城市長に選出。座右の銘は、「努力に勝る天才なし」「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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