【人】 〈通販総研 辻口勝也代表取締役社長〉/リピート施策のヒントに

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 自身にとって2冊目となる書籍を11月30日に上梓した。タイトルは「通販会社・ネットショップのための『リピート客を育てる技術』」。リピートにフォーカスしたのは、通販事業にとって収益の肝となるからだ。
 「新規獲得の広告は代理店にお願いして、獲得したお客さまについてのアドバイスをします。代理店と競合しないし、クライアントにとっても分かりやすく、うまみがあるからです」
 大学卒業後、日清製粉に入社。商品開発部門で朝から晩まで働く職場環境だった。28歳のときに働きすぎで病気を患い、半年間会社を休んだ。復職後も長時間労働の環境は変わらず、30歳のときに転職を決意した。転職先の船井総研では健康食品のコンサルティングを担当、初めて通販と関わる。しかし、クライアントの売り上げが伸びて「ありがとう」と言われても、社に戻れば「自身の売り上げが足りない」と叱責されることに嫌気が差して独立した。

(続きは、「日本流通産業新聞」2019年1月24日号で)


〈プロフィール〉
辻口 勝也(つじぐち・かつや)氏
 上智大学経済学部経営学科卒後、日清製粉に入社。船井総研を経て、2010年1月、通販専門コンサルティング会社の通販総研設立、代表取締役に就任。1971年、東京都出身。著書に「はじめよう!健康食品ビジネス」(同文館出版)がある。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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