ヒト幹細胞美容液を配合した化粧品と健康食品をネットワークビジネス(NB)で販売するリフウェル(本社東京都、山田晃社長)は、主要なリーダーに組織図を把握させ、見直すことを徹底してきた。コロナ禍で19年6月期よりも成長が緩やかになったものの、20年6月期の売上高は前期比50.4%増の8億9200万円だった。21年5月には、顧客満足度の向上を図るために、コールセンターを新設する。業績やコロナ禍でのリクルート活動、21年の戦略を山田社長に聞いた。
─20年6月期の業績について。
当期決算における売上高は前期比50.4%増の8億9200万円だった。製品では、ヒト幹細胞美容液を配合した健康食品「カラダリケア」の販売が19年5月期に引き続き好調だった。
成長を続けているとはいえ、前期よりも成長が緩やかになった。コロナ禍で、20年2~4月の期間に、リクルート活動が困難になり、リアルでのセミナーを開催できなくなったため、新規登録が一時的に停滞してしまった。
20年5月からは、Zoom(ズーム)を活用したオンラインセミナーを週に1回の頻度で開催し、フィールドの動きが息を吹き返し始めた。オンラインでの体制が整い、5月以降では400人が会員登録する月もあった。
20年12月の新規登録も、12月10日時点で前月より5%増と好調に推移している。
─ロードマップの作成が功を奏している。
(続きは、「日本流通産業新聞」1月14日号で)
【〈訪販〉トップインタビュー】 リフウェル 山田晃社長/組織図の把握と見直しが鍵に
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