【NB水素商品】 JSIX/電解水素水生成器の販売強化/グローバル展開を加速

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 JSIX(ジェイ・シックス、本社東京都、菅原淳司会長)は、電解水素水生成器「ウルティマH20」の販売を強化している。提携するプロトン医学研究所(事務局東京都)の大坪亮一理事による製品セミナーを月2〜3回のペースで開催。専門家による解説で信頼性を高めている。
 特許技術である「Monofro(モノフロー)電解方式」を採用している。電解層に設置した4枚の電極板の近傍(電気二重層)からエネルギーを受け、解離水となって通水する。水の使用量は従来型の約半分で済み、捨てる水がないという(エコシステム)。PH(ペーハー)は中性を維持し、電解電流が還元水の1.5倍になるとしている。溶存水素は1日経過しても高い量が含まれているという。
 浄水機能も付加。高性能の「ポストフィルター」で塩素や不純物を取り除くほか、塩素や不純物、カルキ臭を取り除く「プレフィルター」を用意。「ポストフィルター」は約4カ月、「プレフィルター」は、約1年で交換が必要だ(1日当たり40リットルの場合)。

■海外進出を本格化

 JSIXは、米国、中国、欧州、ベトナムなどに展開し、海外進出を本格化させている。グローバル展開の加速に伴い、年内に日本の会員数を現在の3倍にあたる10万人に、グローバルでは10倍の100万人の登録を目指す。
 17年末に米国・ユタ州ソルトレイクシティーに現地法人「JSIX USA」を設立。本格展開に向けた準備を進めている。
 アラブ首長国連邦のドバイでは、日本製品を展示する「ジャパントレードセンター」内に「金桜化粧品セット」を展示し、現地での流通を開始。5月7日から現地で開催の「ビューティーワールド・ドバイ」にも出展することで中東への販路を広げる考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ