【中国販売支援】セールス・インチャイナ/EC業務をフルサポート/主要な販売チャネルに対応

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中国進出支援のセールス・インチャイナ(本社東京都、浅野潤社長、(電)03―6869―7191)は、中国のプラットフォームを利用し、日本企業のEC市場進出を支援している。現地にチャット対応のコールセンターや倉庫を持ち、顧客対応などEC運営に必要な業務を全て委託できる。
 ネットショップ開店前の市場調査や商品の価格設定といったマーケティング面もサポートしている。EC事業者は、必要情報を登録して店舗がオープンした後は、商品発送作業を行うのみで中国向けのECを展開することが可能だ。
 ネットショップの売り上げはセールス・インチャイナが日本円に換金してサービス利用者に入金するため、外貨に対応していない事業者でもそのまま中国向けに販売できる。
 セールス・インチャイナは、眼鏡小売りのジェイアイエヌ、菓子メーカーの明治など20社以上のEC出店や運営代行を手掛けており、現地で蓄積したECのノウハウを元に支援を提供できる点を強みにする。
 EC出店に関する初期費用は出店先や支援範囲に応じて個別に見積もる。標準的なプランでは月額10万円と売り上げの手数料5~10%が必要となる。店舗に利用する商品や会社情報などの翻訳は、有料サービスとなる。
 ECモールサイトへの出店のほか、事業者の希望によっては独自サイトを構築・運営することもできる。

主要モールに対応

 セールス・インチャイナの出店・運営代行サービスは、アリババグループのCtoCモール「タオバオ」やBtoCモール「天猫」「天猫国際」、京東(ジンドン)集団のBtoCモール「JDワールドワイド」など、外国企業の利用が多いECモールサイトに対応している。
 ECモール内の広告やイベントに対応して、セール時期に合わせたプロモーションも行う。主要なECサイトと連携し、「ウェイボー」といったソーシャルメディアのアカウント開設や運用も代行している。
 現地法人があり一部業務だけ代行が必要な場合や、現地法人を設立せずに出品を行う場合など、事業者の状況に応じて柔軟にサポート内容を調整できる。
 CtoCサイト「タオバオ」での商品販売支援も手掛けており、主に商品需要を見極めるためのテスト販売に利用されているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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