本紙は2019年(18年10月~19年9月の間に迎えた決算期が対象)の宣伝講習販売企業の売上高を集計し、ランキング化した。本紙が推定した売り上げを含めた、18年版との比較可能な19社合計の売上高は前年よりも9.3ポイント減の377億6900万円だった。全般的に業績に大きな変動はないものの、業界首位のEHの落ち込みが目立つ。前社長の死去に伴い、社内体制が大きく変わったことが減収の要因とみられる。全体として移動店舗を主体とする新規顧客の開拓を積極化する動きは活発化しているものの、横ばいから減収傾向に歯止めがかかっていない。新卒採用を積極化し、人材育成に力を注ぐことで安定した経営基盤作りに注力する動きが目立つ。今回の特集では、新たな店舗づくりの取り組みや人材育成の動向になどについて紹介する。
(続きは、「日本流通産業新聞」1月1日新年特大号で)
■掲載企業
・サンコー/既存顧客への訪問営業も開始/20年3月期は20%増に
・エコ関西/店舗運営社員の若返りに成果/20年2月期、10%増の見通し
・調和/小規模店舗で新規開拓に注力/「ナチュラルハーモニーハウス」展開
・ラサンテインターナショナル ブルキナファソに小学校と井戸を進呈
【宣伝講習販売】 人材の採用・育成に注力
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。