消費者庁/石けん通販に措置命令/「シミが消える」に根拠なし

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シミや老はんが消えるなどと表記

 せっけんがあたかもシミを消したり、薄くすることができるように表示していたとして、消費者庁は6月26日、化粧品の通販を手掛けるファミリア薬品(本社兵庫県、吉崎将代表)に対し、景品表示法違反で措置命令を行った。
 対象商品は「朱(しゅ)の実」というせっけん。「芦屋美蓉館」の名称で運営する自社ECサイトで、「年齢のせいにしていた、そのシミ… 老斑(ろうはん)が消えた!?」「そして… 今すでに出来ているシミを薄くする」などと記載、販売していた。
 また、食育情報紙に掲載した広告においても、顔にシミのある人物の画像とともに、「エッ?洗顔で老斑やシミが薄くなる?」などと表記していた。「※個人の感想です」と打ち消し表示を行ったが、消費者庁は一般消費者が表示から受ける効果について、「認識を打ち消すものではない」とした。
 ファミリア薬品は広告表示について消費者庁に資料を提出したが、表示の裏付けとなる合理的な根拠とは認められなかった。
 消費者庁はファミリア薬品に対し、再発防止策の周知徹底などを命令した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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