JAルートでの同行販売などで健康機器を販売するフジ医療器(本社大阪府、木原定男社長)は、美容と健康のセルフケア商品を展開する新ブランドとして「mashua(マシュア)」を新たに立ち上げる。4月16日にはマシュアの第1弾商品として家庭用医療機器を発売する。ネット通販で先行して販売を開始するが、状況をみながら同行販売など既存の販売ルートにも落とし込んでいく予定だ。マシュアブランドからは、化粧品など、同社が今まで着手していなかった分野の商品を発売する可能性もあるという。
未開拓層の30~40代女性がターゲット
同社ではマシュア立ち上げの狙いについて「当社がまだ顧客を十分に取り込めていない30~40代の女性顧客を獲得したい狙いがある」(商品部)としている。
マシュアの販路については「まずはネット通販をメーンにするが、既存の販路でも流通させていく予定」(同)としており、同社の訪販の現場の活性化も期待できそうだ。
マシュアの第1弾商品の詳細は、発売日である4月16日に公表する予定だという。「第1弾としては新商品を1品目投入する」(同)としている。当初は、ネット通販サイト限定で販売していく。「マシュアブランドではひとまず、当社の得意分野である家庭用医療機器を販売する。今後はブランドコンセプトに沿った商品開発を実施していく。化粧品などの商品領域への進出の可能性もある」(同)としている。
(続きは本紙3月19日号で)
フジ医療器/4月、新ブランド立ち上げ/化粧品分野に参入の可能性も
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