レカム/太陽光の産電を子会社化/省エネ事業の強化が狙い

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 OA機器全般の販売・設置工事および保守サービスを行うレカムは18年12月28日、住宅用太陽光発電の訪販を展開する産電(本社大阪府、徳永晴彦社長)を完全子会社化したと発表した。レカムとしては、自社で展開する法人向け省エネルギー事業を増進する上で、太陽光発電のノウハウを産電から吸収する狙いもあるという。
 産電は、太陽光発電の訪問販売を行っており、18年1月期の売上高は17億1000万円だった。レカムは、18年12月28日付けで、産電の発行済み株式数の100%に当たる722株の譲渡を受けた。譲渡価額は概算で7億5700万円。
 レカムとしては、現時点では、産電の人事・組織などを変更する予定はないという。産電の訪問販売事業はそのまま継続して行っていくとしている。産電の営業マンの報酬体系を変更する可能性はあるという。
 レカムは、LED照明の工事や空調機の更新工事を行うことで、法人向け施設に対し、電力の省エネルギー化の提案を行っている。レカムでは、「産電から得たノウハウを基に、レカムの省エネルギー事業の一環として、法人向け太陽光発電事業を立ち上げ、今後1~2年掛けて、営業を強化していきたい」(経営戦略本部M&A推進部部長北山正和氏)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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