RIZAPグループ/サッカーチームに出資/スポーツ分野の売上拡大図る

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説明会で報道陣の質問に答えるRIZAPグループの瀬戸健代表取締役社長

説明会で報道陣の質問に答えるRIZAPグループの瀬戸健代表取締役社長

 RIZAP(ライザップ)グループは4月6日、J1リーグ所属の「湘南ベルマーレ」のスポンサーである三栄建築設計(本社東京都、小池信三社長)と合併会社を設立すると発表した。合併会社は湘南ベルマーレ(本社神奈川県、水谷尚人社長)の第三者割当増資を引き受ける。出資により湘南ベルマーレはRIZAPグループの連結子会社になる予定。スポーツ分野での売り上げ拡大を図るのが狙いだ。
 設立したのは「株式会社メルディアRIZAP湘南スポーツパートナーズ」。資本金は1億190万2000円で、出資比率はRIZAPグループが49.95%、三栄建築設計が50.05%。代表権のある社長にはRIZAPグループの瀬戸健社長が就任した。
 湘南ベルマーレに対し、18〜20年の3年間で10億円以上の出資を予定している。
 RIZAPグループは中期経営計画「COMMIT2020」で、2021年3月期の連結売上高3000億円を数値目標に掲げる。目標達成のため、美容・健康関連事業の成長戦略を推進しており、「スポーツ分野」と「フード分野」を2大成長分野と捉えている。
 4月6日、都内で開いた説明会で瀬戸社長は「われわれのテクノロジーを選手の育成に使っていただきたい。選手や監督とトレーニング機器を開発することも検討している」と抱負を述べた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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