ベネッセHD/23年3月期に売上6000億円/計画3年後に「進研ゼミ」300万人へ

説明会で「5カ年の中期経営計画」を発表する安達保社長

 ベネッセホールディングスは11月6日、19年3月期を初年度とする「5カ年の中期経営計画」を発表した。23年3月期の連結売上高を6000億円、営業利益率10%の目標を掲げた。英語教育や大学入試改革に対応していくことで、「進研ゼミ」の会員数を21年3月期までに300万人(18年3月期比55万人増)の達成を目指す。
 新中期経営計画のテーマとして「変革と成長」を掲げた。安達保社長は都内で開催した説明会で「もう一度『よく生きる』という企業理念に立ち返って計画を策定した」と話した。
 国内教育事業については、英語教育や大学入試改革を基軸に成長戦略を進め、「進研ゼミ」を再び成長させていく。業績が堅調な学習塾事業と合わせて5年後に売上高を7%増加させる。
 20年に予定されている大学入試改革や英語教育の4技能化に合わせたカリキュラムを積極的に構築。高校生向けに18年4月から、進研ゼミに外国人講師によるオンラインレッスンを導入。4技能に対応した教材の開発を進める。
 そのほか、高校入試対策について都道府県や志望校別にカスタマイズできるようにしたり、小学生向けに高レベルのオプション教材の充実を図る。「進研ゼミ」を学習塾で学ぶことができる「クラスベネッセ」も拡充する。
 グローバル教育として英会話教室「ベルリッツ」を基軸に「グローバルこども教育」にも力を注ぐ。そのほか、介護や保育の拡大、新規領域としてM&A戦略を推し進め、健康関連や人材関連事業も視野に入れる。

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