太陽光・オール電化の訪問販売を手掛ける、ELJソーラーコーポレーション(以下ELJ、本社愛知県、田中守社長)の業績が好調だ。16年1―6月期(中間期)業績における売上高は、前年同期比29.2%増の31億円だった。今年入社した新卒者による販売が伸びる下期に増収を見込めることから、16年12月期の売上高は前期比25%増の70億円を目指す。
ELJは、11年12月に設立。東海から西日本を中心にドアツードアの訪問販売を展開し、16年11月で創業5年目を迎える新興企業だ。
従業員はパートを含めて約300人(うち正社員が240人)。営業担当は160人で、消費者宅を訪問しアポイントを獲得する「サプライヤー」(115人)と、アポイントに基づいて訪問する「クローザー」(29人)がいる。月間商談数600件、その半数にあたる契約数300件、月間売上高6億円を目標に掲げる。サプライヤーが取得するアポイントは、決定権者が在宅しているなど一定の条件を定めており、契約率を高めることにつながるという。
ドアツードアの訪問販売が売り上げの7割を占めていて、イオンモールなど商業施設でのイベントでの契約も3割にのぼる。イベントでは、社員19人が担当し、その場で訪問のアポイントを取る。
(続きは、「日本流通産業新聞」8月11日・18日合併号で)
ELJソーラーコーポレーション/16年12月期は70億円を計画/人材育成に注力、組織変更が奏功
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