【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】 第490回 <日本茶・抹茶菓子専門ECサイト「八十八良葉舎」> 抹茶本来の味わいを追求、口コミで評判広まる(2025年3月20日号)

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丸山順裕氏

丸山順裕氏

 京都市右京区の本店をはじめ、浅草、鎌倉で日本茶スタンドを展開する「八十八良葉舎(はとやりょうようしゃ)」。実店舗で提供している抹茶ラテや、ECサイトで販売している抹茶スイーツは、他にはない濃厚な抹茶を味わえると評判を呼んでいる。生産者とともにお茶の収穫を行っているという丸山順裕社長のお茶へのこだわり、商品への思い、広がりなどについて、話を聞いた。

◆こだわり・特徴

 八十八良葉舎のコンセプトは、「日本が誇る国産の原料を、自分たちがおいしいと思う形でお客さまに提供する」こと。元バリスタの丸山氏が店をオープンするきっかけになったのは、1杯の玉露との出会いだった。
 「ふらっと立ち寄った日本茶セミナーで飲んだ玉露に衝撃を受けました。そのとき、食や飲み物にアンテナを張っていたにも関わらず、その魅力を知らずに生きてきたのかという疑問が湧いてきたのです。そこから、自分が店をやるなら『1杯の抹茶の混じり気のないおいしさを、20~30代のお客さまになじみのある抹茶ラテを通して伝えたい』と思いました。京都には、老舗の日本茶専門店が数多くあり、観光客に人気の抹茶スイーツの店も多くあります。なので、その間を攻めていこうと思い、お客さまの好みに合わせた抹茶ラテを提供する日本茶スタンドをオープンしました」
 質の高い抹茶、素材の良さを顧客に正しく伝えるべく、毎年生産者と一緒にお茶を収穫しているという。
 「今年のお茶はこういう傾向にあるなど、現地に行かなければ知り得ない情報を、スタッフと共有しています。原料にこだわり、しっかりとした知識や味覚を鍛えることで、本気でお茶と向き合っている店と認識してもらいたいという思いもあります」


◆人気商品

(続きは、「日本ネット経済新聞」3月20日号で)

<運営会社概要>
【運営】株式会社room
【ショップ開設時期】2020年2月
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】Shopify
【配送委託先】ヤマト運輸

特濃抹茶テリーヌ

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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