【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第472回 <冷凍スイーツ専門ECサイト「ワンデースイーツラボ」> 幻の「神池芋」のプリンやカヌレが話題(2024年9月12日号)

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小松幸一氏(写真左)と山川律子氏

小松幸一氏(写真左)と山川律子氏

 「高知県をスイーツで盛り上げたい」という思いのもと、22年に創業した高知県香美市の「ワンデースイーツラボ」。代表の山川律子氏は、コロナ禍をきっかけに美容業界から新たなチャレンジとしてスイーツ製造・販売を開始。パティシエである弟の小松幸一氏とともに運営し、独自製法のプリンやカヌレが注目を集めている。こだわりや反響などについて、山川氏に話を聞いた。

◆きっかけ・特徴

 コロナ禍の影響で運営していたエステサロンが大打撃を受けていた時、小松氏と話す中でスイーツ店の開業を決意したという。
 「きっかけはコロナでしたが、地域に貢献したい思いもありました。地元で珍しい芋が発見されたニュースは知っていたので、それをスイーツに変えて地域の役に立てればと思っていました。小松は前職で、SDGsの観点からも冷凍スイーツを研究開発してきたので、冷凍・解凍でのクオリティの高さには自信があります。冷凍することでよりおいしく、今までにない商品を開発・製造しています。賞味期限が長く、半解凍など好きなタイミングで食べる楽しみもあるスイーツなので、ネットショップ向きだと思います」
 地元で見つかった幻の芋「神池芋(高系4号芋)」を使った「神池芋の生カヌレ」は、「第2回香美市ものづくり大賞」で最優秀賞を受賞した。
 「神池芋はサツマイモの元祖ともいえる食材で、農林番号もつけられていないほど昔から存在していた芋です。甘さ控えめ、まろやかで粘りがあり、独特の香りがあります。素材のおいしさ、香り、色などを最大限に活かし、独自製法で作っています」


◆販路拡大

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月12日号で)

<運営会社概要>
【運営】ワンデースイーツラボ
【ショップ開設時期】2023年4月
【EC運営人数】1.5人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】─(非公開)
【配送委託先】佐川急便
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

神池芋の生カヌレ

神池芋プヂン入り瓶スイーツアソート

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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