【こだわりの逸品を全国展開 特産品ＥＣ】第４６４回　<蜂蜜専門ＥＣサイト「はちみつ専門店秋田屋」>　「さまざまな食材とのペアリング体験」楽しめる（2024年7月4日号）

　創業１８０４年、日本で近代養蜂が始まった頃から養蜂業を営んできた岐阜県岐阜市の「秋田屋本店」。はちみつとさまざまな食材とのペアリングを楽しめる独自の商品が特徴で、メディア紹介やお取り寄せサイトでの受賞をきっかけに認知度が上がり、順調に売り上げを伸ばしている。ＳＮＳでの口コミも多い商品の魅力、広がりなどについて、マーケティング部の丸山浩司氏に話を聞いた。

◆特徴

　はちみつの味は、蜜源植物（蜜が採れる植物）の違いだけでなく、採れる地域や年によって大きく異なり、その数は１０００種類以上と言われている。秋田屋では、この違いを生かしたモノづくりを行っている。
　「当社の商品は、『はちみつの特徴を生かしたペアリング体験』を楽しめる点が特徴です。はちみつには、Ａという食材と合わせるとおいしくないのに、Ｂと合わせるとすごくおいしいというような個性があります。その個性に合わせて、さまざまな食材と掛け合わせた商品を取りそろえています」
　おいしさだけでなく、”楽しさ”も大切にしているという。
　「はちみつは、どんな食材と組み合わせてもその素材を『ちょっといいもの』に見せてくれます。ですので、本質的にははちみつという味を加えているのではなく、『ワクワク』を加えているんだと捉え、そのはちみつの個性をより楽しめる『ワクワクする商品』を目指すようになりました。おかげさまで、多くのお客さまから『どれもおいしそうで気になる～』という声をいただいています」


◆売れ行き

　はちみつ主体のＥＣサイトを展開するようになってから約６年、右肩上がりで成長を続けているという。

（続きは、「日本ネット経済新聞」７月４日号で）


<運営会社概要>
【運営】株式会社秋田屋本店
【ショップ開設時期】２００９年１１月
【ＥＣ運営人数】５人
【ショップ形態】自社ショップ、アマゾン
【カートシステム】フューチャーショップ
【配送委託先】ヤマト運輸