【こだわりの逸品を全国展開　特産品ＥＣ】第４１２回　<ウニ製品・水産加工品専門ＥＣサイト「北三陸ファクトリー」>／「ここのウニじゃないと食べられない」ファン多く（2023年3月9日号）

　岩手県の沿岸最北に位置する洋野町で、ウニ製品を中心に製造販売する「北三陸ファクトリー」。北三陸の海産物問屋「ひろの屋」の子会社として１８年に設立され、２１年には新工場が稼働開始。「ＵＮＩ＆岩手産バターＳＰＲＥＡＤ」は多くのメディアに紹介されてヒット商品となり、ネットショップの売り上げ、認知度アップにつながっている。営業部の城内望歩氏に話を聞いた。

◆特徴

　北三陸ファクトリーが自社ＥＣサイトを開設したのは２１年１２月。コロナ禍によりお取り寄せ需要が拡大する中、販路拡大に取り組んだ。
　「基本的には、仕入れを親会社であるひろの屋が行い、販売を北三陸ファクトリーが行っています。２１年の自社ＥＣ開設前はひろの屋名義で生ウニを中心とした販売を行っていましたが、ひろの屋は仕入れ業務に完全シフトし、現在は北三陸ファクトリーが販売者としてＥＣ展開を行っています」
　北三陸ファクトリーでは、「うに牧場」で育て上げられた天然の「洋野うに牧場の四年うに」がメディアで取り上げられ話題に。さらに、同じウニを使った「ＵＮＩ＆岩手産バターＳＰＲＥＡＤ」も人気のお取り寄せ商品となった。
　「ウニの加工品自体が少ないため、メディアで紹介される機会がとても多いです。大手の会社で『ウニバター』の派生商品が多く出て、世の中のウニバターの知名度が上がったことも、当社の商品の認知度アップにつながりました。ウニ含有率７０％の当社の商品は、ウニをしっかり感じることができ、自信を持ってお届けできる逸品です」


◆反響

（続きは、「日本ネット経済新聞」３月９日号で）

<運営会社概要>
　【運営】北三陸ファクトリー
　【開設時期】２０２１年１２月
　【ＥＣ運営人数】２人
　【ショップ形態】自社ショップ、ヤフーショッピング、楽天市場
　【導入システム】Ｓｈｏｐｉｆｙ
　【配送委託先】ヤマト運輸
　 ※ネットショップ向けの卸については応相談