【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第387回 〈ハム・肉加工品専門ECサイト「吉田ハム工場」〉/昨年自社サイトを開設、「工場オリジナル」商品も展開(2022年7月28日号)

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松本幸太氏

松本幸太氏

 静岡県吉田町に本社工場を構える「吉田ハム工場」では、「三代目!肉工房 松本秋義」ブランドの商品がギフト利用、お取り寄せで人気を集めている。昨年自社ECサイトを設立し、地元を中心に販売してきた「吉田ハム工場オリジナル」商品もネット販売を開始。ネットとリアル、それぞれの動きや今後について、ECサイト担当の松本幸太氏に聞いた。

◆こだわり・特徴

 2011年に通販で販売開始した「三代目!肉工房 松本秋義」ブランドの商品。現在は百貨店などでも販売されており、贈答用を中心に高い人気を誇る。
 「ブランド名でもある三代目の松本秋義(現会長)は今も現場に立ち、従業員の誰よりも肉に触れて真剣に向き合い、手作り製法にこだわっています。一番人気の『まっ黒煮豚』の開発を始めた2011年当時、こだわりのある煮豚はニッチなカテゴリーでした。老舗肉屋が作る”トロッととろける煮豚”を目指し、試行錯誤を重ねて完成しました。『まっ黒があるなら、対照的なまっ白も』と『まっ白煮豚』を開発し、1本ずつ並べたギフトは開けたときの驚きやワクワク感があり、お客さまが増えるきっかけになりました」
 通販・百貨店向けの「三代目!肉工房 松本秋義」に対し、「吉田ハム工場オリジナル」は地元を中心に愛されている商品だ。
 「どちらのブランドもこだわり続ける姿勢は同じですが、吉田ハム工場オリジナルのほうは、比較的日常の食卓に選ばれやすいと感じます。以前はECモールで三代目ブランドのみ販売していましたが、コロナ禍になり、改めて吉田ハムで作っている全ての商品を知っていただきたいと、自社サイトに切り替えました」


◆売れ行き

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月28日号で)

〈運営会社概要〉
【運営】吉田ハム工場
【開設時期】2021年1月
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】カラーミーショップ
【配送委託先】ヤマト運輸

【三代目!肉工房 松本秋義】まっくろ煮豚&まっしろ煮豚ギフト

【三代目!肉工房 松本秋義】スペアリブ

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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