【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第349回 〈駅弁専門ECサイト「淡路屋」〉/”日本一ユニークな駅弁屋”のアイデア駅弁が人気

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柳本雄基氏

柳本雄基氏

 創業明治36年、神戸市の淡路屋は、昭和40年発売の「肉めし」をはじめ、日本初の加熱式弁当や「ひっぱりだこ飯」など、多くの神戸人気駅弁を製造販売する会社だ。”日本一ユニークな駅弁屋”を目指す淡路屋では、コロナ禍で駅弁販売が落ち込む中、新商品開発や情報発信を強化。ネットでの売り上げを大きく伸ばしている。運営者の柳本雄基氏に聞いた。

◆特徴・強み

 旅の途中で食べる駅弁。それは空腹を満たすだけでなく、食べることを通じてその土地の文化風習を知る特別なお弁当であると考え、商品開発をしているという。
 「当地神戸を含む関西はユニークさが文化とも言えるので、常にユニークに表現することを大切にしています。それが旅のお供、旅の思い出になり得るのだと思います。『ひっぱりだこ飯』は、百貨店の駅弁大会などへの出店で認知度が上がりました。見て楽しく、食べておいしい、その分かりやすさが良かったのではないかと思います」
 ユニークさを大切にする淡路屋のスタッフの気質が、コロナ禍でもあきらめず、新たな取り組みを行う良い方向につながった。
 「駅の売り上げは昨年対比95%減まで落ちた時期がありました。しかし難しく考えず、単純に『さて、次に何する?』と、会社一丸となってアイデアを出し合いました。笑顔が絶えないユニークな人々、これが当社の強みだと認識しました」


◆取り組み・売れ行き

(続きは、「日本ネット経済新聞」8月19日号で)

〈運営会社概要〉
【運営】淡路屋
【開設時期】2001年
【EC運営人数】2人
【ショップ形態】自社ショップ
【導入システム】カラーミーショップ
【配送委託先】ヤマト運輸

「ひっぱりだこ飯」

「【冷凍】駅弁 3種セット(どこでも駅弁シリーズ)」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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