【ナカの”ヒト”】 〈Red Yellow And Green 細井優代表〉/サブスクで食生活に革新を

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 法人向けにサラダの定期配送などを手掛けるRed Yellow And Green(本社東京都、細井優代表)は5月、植物性食品のサブスクリプション(サブスク)サービスを開始する。同社の事業の根底には、現代人の食生活を革新するという細井代表の強い思いがある。
 細井代表は大学卒業後、アップルジャパンに入社。消費者の顧客体験向上に向け、売り場のデザインやコンテンツ設計に取り組んだ。最先端のIT企業でキャリアを積む中、同僚が狭心症を発症したことが「食」に対する問題意識の芽生えとなった。
 「狭心症は油分の多量摂取などで発症する病気。食物と人間の健康がつながっていることを改めて考え、自身の食生活も見直した」(細井代表)と言う。
 現代人の食生活に抱いた問題意識を背景に、16年に起業。オフィスワーカー向けのサラダ定期配送サービス「サラド」を開始した。「食生活の乱れによるパフォーマンス低下を問題視していた企業も多く、健康経営への取り組みとして多くの企業に導入いただいた」(同)と言う。

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月1日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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