【ネットショップ 「売れる」デザイン・演出テクニック】連載101 新しい生活様式とEC

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 新型コロナによる緊急事態宣言が解かれ、オフィス街や商店街にも人や活気が戻ってきました。ただ、以前と同様の暮らしが戻るのは、もう少し先になりそうです。
 「アフターコロナ」や「ウィズコロナ」を合言葉に、コロナと共存した生活様式を取り入れながら、日々の生活をどのように豊かにしていくのかが、今後の課題となりそうです。今回は、新しい生活様式を踏まえつつ、その中でECの役割を考えてみます。


■「買い物」は「買うもの」へ

 政府が示した新しい生活様式では、場面ごとの実践例が提示されています。日常生活や働き方において、共通して言えることは「身体的距離の確保」でしょう。
 3密の回避や外出時のマスク着用、帰宅後の手洗いうがいなど、感染を防ぐ行動が求められることにより、外出自体が億劫(おっくう)になる方も多いでしょう。私たちEC事業者が注目したいのは、「買い物」の在り方です。
 新しい生活様式における実店舗での買い物は、ウインドウショッピングのような「買い物」から、計画を立てて短時間で済ませる「買うもの」へと変化していると考えられます。

(続きは、「日本ネット経済新聞」7月2日号で)

〈著者プロフィール〉
 長山衛(ながやま・まもる)氏
 某大手食品ECサイトで運営を手掛けた後、08年10月にECサイトの運営代行などを手掛ける株式会社ネットショップ総研を設立。
 11年11月に「食品ネットショップ『10倍』売るための教科書 リピーターを確実に増やす商品プレゼン77のテクニック」(日本実業出版社)を上梓。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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