【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第297回 〈雪駄専門ECサイト「雪駄の大和工房」〉/現代に合った雪駄を提供し国内外でファン増加

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阪川貴俊氏

阪川貴俊氏

 奈良県三郷町は和履き製造が盛んな地域として知られるが、時代とともに業者も需要も減っている。そんな中、現代のライフスタイルに合った雪駄(せった)を提案しているのが、履物メーカー「サカガワ」のオリジナルブランド「大和工房」。ファッション性とともに履きやすさを追求した「左右のある雪駄」が話題となり、国内外にファンを増やしている。ネットショップを運営する阪川貴俊氏に話を聞いた。

◆想い・特徴

 三郷町では、日本の伝統を重んじる職人が今も手作業で雪駄を作っている。地元のこの伝統を守りつつ、普段履きとして雪駄を再普及させたい思いがあるという。
 「履き心地や機能性、ファッション性、健康などの要素を研究し、改良を加えながら進化させ、雪駄の分野での革新を行っています。その結果、一度は西洋文化の波に押しのけられた存在が、欧米に日本の伝統として注目されつつあります。日本が世界に誇れるものを再生させ、国内外にその良さを普及させる。雪駄にはそれができると信じています」

(続きは、「日本ネット経済新聞」5月21日号で)

〈運営会社概要〉
【運営】サカガワ
【開設時期】2010年4月
【スタッフ数】2人
【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場
【導入システム】フューチャーショップ
【配送委託先】ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

「-Re:休-(りきゅう)しじら織」

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記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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