売り上げを上げられる広告代理店と、上げられない広告代理店の能力には、天と地ほどの差があります。通販を行う場合、広告主であるあなた自らが先頭に立ち、パートナーとなる広告代理店をうまく”選定・管理・教育”することが重要です。これから、ネットマーケティングを成功させるための広告代理店との付き合い方について、全4回に分けてお伝えします。
■「賞狙い」の代理店はNG
広告主の売り上げよりも、自分の趣味を優先している「賞狙い」のミーハーな広告代理店に、広告の運用を依頼してはいけません。本来、広告とは商品を売るための「額縁」であるはずですが、広告自体が「絵画」だと勘違いしているアマチュア広告マンは多いです。広告主がどんな気持ちで広告を投下しているのかを1秒でも考えるのならば、悪ふざけのような提案はできないはずです。
■「媒体提案」だけは最悪
ネット専業の広告代理店に多いのですが、エクセルでつくった表で「媒体の提案」だけをする広告代理店に依頼してはいけません。媒体を買うだけならバカでもできますから、こんな広告マンは最悪です。
広告の費用対効果を最大化するために、クリエイティブからCRMまでの泥臭いソリューション提案を持ってくる広告マンに依頼すべきです。
■「最新ワード」連呼に注意
最新のバズワードを連呼する広告代理店に依頼してはいけません。
(続きは、「日本ネット経済新聞」10月24日号で)
〈筆者プロフィール〉
かとう・こういち・レオ氏
西南学院大学経済学部卒、三菱商事に入社。その後、Havas Worldwide Tokyoやアサツーディ・ケイで、一貫してネットビジネスを軸としたダイレクトレスポンスマーケティングに従事。2010年3月に売れるネット広告社設立。75年ブラジル・サンパウロ生まれ、米国・ロサンゼルス育ち。
【売れるネット広告社が明かす 単品通販で売上が最大化する最強の”売れるノウハウ”】第17回 大成功する広告代理店との付き合い方(1)
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