【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第258回 〈サンドイッチ専門ECサイト「ROMAN」〉/急速冷凍技術導入で全国にファン拡大

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

高木慎二氏

 創業昭和32年、先代から「純喫茶ロマン」を引き継ぎ、「Jazz Bar & Cafe ROMAN」を経営する高木慎二氏。この店の名物メニュー「煮かつサンド」は、地元・東京八王子で有名だったが、急速冷凍機の導入によって販路を拡大し、全国にファンを持つご当地グルメへと成長した。現在も順調に売り上げを伸ばしているその理由とは何か。高木氏に聞いた。

◆きっかけ・広がり

 店のオーナーシェフとして、またジャズサックス奏者としても活動している高木氏。店の看板メニューである「煮かつサンド」は、以前からメディアでたびたび紹介されてきた。
 「ジャズと煮かつサンドというアンマッチに興味を持たれ、テレビなど多くのメディアで紹介されました。放送後は多くのお客さまが来店されましたが、八王子という立地条件もあり、爆発的な人気は継続しませんでした。そこで、『どうしたら全国の方に作りたてのサンドイッチをお届けできるか』と考え、急速冷凍機の存在を知り、国の補助金を利用して大型の急速冷凍機を導入しました」
 この決断が功を奏し、ネットショップを開設、販路拡大へとつながった。
 「マイナス35度で急速冷凍し、解凍後も作りたての店の味を再現するため、何度も試作・検証を重ねて商品化しました。その後、楽天市場、アマゾン、ヤフーでの販売開始を機に認知度がアップし、大手百貨店やJR各線からの受注も増えていきました」


◆反響・売れ行き

 実店舗、ネットショップ、さらにコンサートやイベント会場などへのデリバリーも行っており、芸能人にも「煮かつサンド」ファンは多い。テレビ番組でその味が紹介されると、大反響を呼ぶという。
 「今年3月に『嵐にしやがれ』(日本テレビ系列)で紹介されましたが、視聴率の高い番組の場合は当然ネットショップへの影響も大きく、効果も長続きします。テレビでの露出によって特に楽天市場は大爆発しますし、通販を利用しない方もホームページの販売情報を見てJR各線の駅ナカや百貨店で購入されるという動きが見られます。

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月27日号で)

〈運営会社概要〉
【運営】R-circle 株式会社
【開設時期】2014年10月
【スタッフ数】3人
【ショップ形態】楽天市場、ヤフーショッピング、アマゾン、ディノス
【導入システム】EC-CUBE
【配送委託先】ヤマト運輸

創業者から受け継いだ伝統の味「煮かつサンド」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

こだわりの逸品 特産品EC 連載記事
List

Page Topへ