【売れるネット広告社が明かす 単品通販で売上が最大化する”最強の売れるノウハウ”】 第14回 100%確実にレスポンス率を上げ続ける

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 単品通販のネット広告において、キャンペーンごとにレスポンス率が上がったり下がったりする、運任せ的なクリエーティブは極力避けたいですよね。しかし、レスポンス率を毎回上げ続けるようなクリエーティブを作ることは、広告のプロでも至難の業です。だからこそ、「売るためのクリエーティブ」を作るときにはとても慎重にならなければなりません。今回は、レスポンス率を確実に上げていくクリエーティブづくりを、お伝えします。

■制作物を”水物”にしない

たとえ広告賞を受賞するクリエーティブでも、レスポンス率が高くなければゴミです。
ネット広告のクリエーティブは「売れるかどうか」「レスポンス率が上がるかどうか」という結果がすべてです。キャンペーンの本番に挑む前に、必ずクリエーティブテストをしてレスポンス率の一番高いクリエイティブ(広告原稿とランディングページ)を絞り込むべきなのです。ネット広告は正確なA/Bテスト(スプリットランテスト)ができる媒体なので有効活用してください。
具体的には、1000万円の広告予算があるとしたら、約10%の100万円をA/Bテストに活用するのが理想的です。多くの通販会社は、このテストにかかるわずかな費用を惜しむ傾向があります。広告主や広告代理店の感性によってクリエーティブを選定してしまった結果、大規模キャンペーンで失敗して巨額の損失を招くことが多いのです。
クリエーティブの評価は会議室で決まるものではなく、お客様が決めるのです。一つのクリエーティブを最初に決めてしまってから、いきなり大規模なキャンペーンを行うのはもったいないですし、リスクが高すぎます。
実はネット広告においてレスポンス率を上げ続けるには、

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月27日号で)

〈筆者プロフィール〉
かとう・こういち・レオ氏
 西南学院大学経済学部卒、三菱商事に入社。その後、Havas Worldwide Tokyoやアサツーディ・ケイで、一貫してネットビジネスを軸としたダイレクトレスポンスマーケティングに従事。2010年3月に売れるネット広告社設立。75年ブラジル・サンパウロ生まれ、米国・ロサンゼルス育ち。

キャチコピーやデザインなど、どの要素の組み合わせが最強か分析する

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

売れるノウハウ 連載記事
List

Page Topへ