【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第254回 〈おつまみ専門ECサイト「KOBE 伍魚福」〉/お酒を軸にした400種類の品ぞろえで商品提供

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山中勧社長

 創業以来60年以上にわたり、こだわりの酒の肴(さかな)を販売している伍魚福。約400種類の圧倒的な品ぞろえを強みに、「お酒好きなお父さんに贈りたい」「パーティーでみんなをちょっと驚かせたい」などのニーズに応える商品を提供している。自社工場を持たず、多くの新商品・人気商品を生み出すビジネススタイル、ネットショップが好調な要因などについて、山中勧社長に聞いた。

◆こだわり・特徴

 海産物、畜産物、農産物など部門の垣根を超えた、種類豊富な商品を提供している伍魚福。地元・神戸伝統の味「いかなごのくぎ煮」をはじめ、酒の肴として味にこだわったものづくりをしている。
 「当社は全国約200社の協力工場でものづくりをしており、各工場の特徴を生かした品ぞろえは、いわば”いいとこどり”です。冷凍ではなく生のスルメイカを使い、函館で製造した『一夜干焼いか』など、原材料や加工方法にこだわり、われわれ自身が『すばらしくおいしい』と思えるものだけを商品化しています」
 欲しい商品を見つけやすいよう、お酒を軸として商品を提案しているという。
 「おつまみはお酒の引き立て役ではありますが、おつまみがないお酒の時間なんて味気ないとも思います。この”なくてはならないもの”が見つかるよう、お酒を軸としてセット商品やギフト商品を展開しています。また、ホームパーティーなどでは、”みんなに嫌われない”という安定感の中に個性を見せられる商品が求められていると感じます。人気の『クリームチーズ生ハム包み』が入ったセットは、パーティー需要のある時期には大人気です」


◆売れ行き

 ネットショップの売り上げは順調に伸びており、特に父の日と年末が好調だという。
 「父の日ギフトはここ数年反応が高まっており、3000円程度でさまざまな味を少しずつ楽しめるセットが人気です。6月以外は、お父さんの誕生日プレゼントとしての利用も多いです。年末に利用した人からは、『自分で普段選ぶものとは違う珍しさがある。買ってよかった』という感想をいただきました。商品の組み合わせは試行錯誤しながら企画しているので、この声をいただき『珍味屋冥利に尽きる』思いでした」


◆サイト作り・今後

 ネットショップの客層は30代以降の女性が多い。年々増えているスマホ利用者に向け、サイト改善、コンテンツの充実が今後の課題だという。
 「昨年からモールごとの対策を進めており、9月以降徐々に効果が表れ、前年比130%程度で推移しています。現在は、スマホの見づらさ、買いづらさを感じる点をひとつずつ改善できるよう進めています。当社のおつまみは、毎日の食卓にのぼるものではありません。だからこそ、気が向いたときに見たくなるようなコンテンツを持ち、お酒片手にゆっくりと見るようなサイトで、お客さまと気兼ねなくお付き合いできる店でありたいと思います」


〈運営会社概要〉
【運営】株式会社伍魚福
【開設時期】2006年2月
【スタッフ数】3人
【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場、ヤフーショッピング、アマゾン、47クラブ
【導入システム】Futureshop2、特攻店長
【配送委託先】ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

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記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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