【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第248回 〈ノドグロ・水産加工品専門ECサイト「出雲日本海」〉/「ノドグロ」中心に展開、全国にファン増加中

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加藤義憲氏

加藤義憲氏

 創業昭和21年、島根県出雲市で飲食店経営、水産加工品や寿司の製造販売を行う日本海。島根の特産品の中でも「ノドグロ」を中心に商品展開し、「のどぐろ寿し」など独自の加工品が高い評価を受け、全国にファンを増やしている。人気商品・特徴、モール店と自社ショップでの店舗展開などについて、加田義憲社長に聞いた。

◆特徴・人気商品

 出雲市駅前にノドグロ専門居酒屋2店舗を持つこの会社では、「鮮度に全力!」をモットーに地元産ノドグロを仕入れているという。ネットショップには、素材の良さを生かしたノドグロ商品がずらりと並ぶ。
 「ノドグロがメジャーになる約20年前、島根らしさを出せる商品はできないかと試行錯誤し、島根産ノドグロと島根産仁多米コシヒカリを使って『のどぐろ寿し』を開発しました。県内外に向けて年々販売量を増やし、その積み重ねの結果『日本ギフト大賞 島根賞』を受賞しました。その後、百貨店のイベント広告などに採用されて人気がさらに上がり、ネットショップでも積極的に紹介したことが転換率アップにつながりました」
 今年1月には、「全国ご当地どんぶり選手権」のために開発した「のどぐろ丼」がグランプリを獲得。認知度アップにつながった。
 「地元出雲の『古代柱醤油醸造元』と協力してノドグロに合うしょうゆを開発し、地域色を打ち出した商品を作りました。賞金50万円を出雲市に全額寄付し、地元への感謝を表すことができ、大変うれしく思っています」

◆客層・サイト作り

 客層は40~60代が中心。”納得できる商品”を求める人に向け、商品の良さを正直に伝えることを心掛けているという。

(続きは、「日本ネット経済新聞」3月28日号で)

〈運営会社概要〉
【運営】有限会社日本海
【開設時期】2009年10月
【スタッフ数】2人
【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場、47CLUB
【導入システム】Makeshop
【配送委託先】ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

ノドグロの半身をレトルトパックにした「のどぐろ茶漬け」

全て自社で加工し、鮮度と味にこだわった「のどぐろ一夜干し」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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