【EC向けサービス事例】第145回 写真SNS「RoomClip」/導入サイト「タオル直販店 ヒオリエ」/SNSからの流入は、購入率が2割超

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一般ユーザーが投稿した、「ヒオリエ」の商品写真

一般ユーザーが投稿した、「ヒオリエ」の商品写真

 国産タオルのECサイトを運営する丸中(本社大阪府、中道哲社長)は、部屋の写真に特化したSNS「ルームクリップ」を集客に活用している。ルームクリップ利用者が投稿した、丸中の商品写真をまとめた特設ページを8月に開設、集まった写真は累計600枚を超えている。写真を見たユーザーの購入率(CVR)は20・5%に上るという。
 同社のECサイト「ヒオリエ」は主婦層がメインターゲット。ルームクリップの主な利用者である「ネットに毎日つながり、情報収集や購買意欲が高い主婦層」とマッチしていた。
 ルームクリップは現在、楽天市場やアマゾンとパートナー契約を結んでおり、ルームクリップから商品ページに送客を行うことができる。楽天市場に出店している丸中がルームクリップの利用を始めたのも、楽天市場とルームクリップの共同企画がきっかけだったという。
 ヒオリエのタグが付いた写真は11月20日時点で、同SNS内に639枚投稿されている。大半が一般ユーザーによる投稿だ。タグが付けられた洗面台や風呂場の写真には、どれもヒオリエの製品が写っている。

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月23日・30日合併号で)


《導入事例》
 ルームクリップは、Tunnel(トンネル、高重正彦社長)が運営する写真SNS。部屋の写真に特化しており、DIYやインテリア好きの主婦層に利用者が多い。同SNSのEC向け機能として、モニター募集や写真コンテストを開催することができる。家具や壁紙などのEC企業の利用が多いが、デザイン性に優れた日用品メーカーからも利用が増えている。モニター募集は1回100万円(税別)。企業ごとの特設ページは月額3万円(税別)で開設することができる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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