【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第190回 特選野菜&加工品専門ECサイト<日本おいしいもの新聞>/NPOと協力し「内藤とうがらし」を復活・普及へ

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今田済士氏

今田済士氏

 江戸時代、宿場町があった内藤新宿で、そばの薬味として一大ブームになった「内藤とうがらし」。約400年を経た2010年、内藤とうがらしを復活させ、普及活動を行うプロジェクトが発足した。地元、東京・新宿にある「今田新聞店」では、新聞折り込み広告での通販、ECサイトなどでプロジェクトに参加している。運営者の今田済士氏に聞いた。

●きっかけ・販売展開
 今田新聞店では週3回、「今田新聞店の八百屋さん」を開店し、東京で採れた野菜を中心に店頭販売している。そこで提携しているNPOが「内藤とうがらしプロジェクト」を運営していることから、関わりを持つことになった。
 「私は新宿育ちですが、昔の新宿にこんな名物があったことは驚きでした。プロジェクトの話を聞いて新宿で普及させたいと思い、当社がお届けしている新聞購読者の方に『内藤とうがらしの苗』をプレゼントする企画から始めました。その後、店頭販売、内藤とうがらし公式フェイスブックへの投稿や写真撮影、チラシ作りなどに関わっています。また、5年前に新聞折り込み広告で通販を始め、アイテムが増えたことから、ECサイトを開設。内藤とうがらし関連商品と、全国の新聞店のネットワークを生かした各地の特選野菜を販売しています。店頭販売、通信販売、ECサイト、当社が持つチャネルの特徴を生かし、商品ごとに適切な販売方法をとっています」

●特徴
 ECサイト開設から約2カ月。販売実績はこれからという段階だが、商品を吟味し、しっかり打ち出すことを重要視しているという。

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月26日号で)

青のりや和山椒の香りが豊かな「内藤とうがらし七味」

飲食店に置けば注目度抜群。専門容器「内藤とうがらし竹炭七味入れ」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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