輸入雑貨や家具の販売を手掛けるダルトン(DULTON、本社静岡県、佐藤弘志社長)は、「便利ではないかもしれないが、心に豊かさを感じさせる物を創っていこう」をコンセプトに、雑貨店への卸売りや直営店舗の運営、ECサイトなど幅広い販路で消費者との接点を増やしている。直営店舗とECの連動を図る目的で、会員カード機能を付加したスマホアプリも導入し、利便性を高めている。直営グループ・オンライン戦略・チームリーダーの齋藤理紗氏に聞いた。
─ダルトンの沿革について教えてください。
1988年にインテリア雑貨や家具などを卸売りする企業として創業しました。
当社は「便利ではないかもしれないが、心に豊かさを感じさせる物を創っていこう」がコンセプトです。社内にバイヤーが複数在籍し、海外各国での買い付けや製品開発を行っています。中には、当社でオリジナルの製品を開発している場合もあります。
卸売りは、問屋や雑貨店向けのルート営業が中心です。営業社員は20人前後を配置しています。
東京に5カ所、大阪に2カ所ずつ直営店舗も運営しています。卸売りの事業では接点を持つことができない一般消費者の声を聞くこと、ブランド認知を上げることを目的としています。
サイト開設し販路拡大
─ECサイトも展開していますね。
16年4月に、コーポレートサイトの刷新に合わせ、一般消費者に販路を積極的に広げることを目的に、ECサイト「DULTON ONLINE SHOP(ダルトン・オンライン・ショップ)」を立ち上げました。
(続きは、「日本ネット経済新聞」5月16日号で)
〈「DULTON ONLINESHOP」を展開〉ダルトン 直営グループ・オンライン戦略 齋藤理紗チームリーダー/スマホアプリ導入でユーザーの利便性向上
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