【Eコマース業界地図 「越境EC編」】 日本システムウエア〈越境ECの柔軟サービス〉/アジア進出を支援/豊富なオプションから選択

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 ITソリューションプロバイダーの日本システムウエア(本社東京都、多田尚二社長、(電)03—3770—0096)は12月をめどに、アジア進出を支援するサービスを刷新する。従来のパッケージサービスを、豊富なオプションから必要に応じて選択する方式で提供する。越境EC向けカートの導入に加え、サイト制作や集客支援、海外配送代行や顧客対応を用意した。通販売上高が3億円以上の事業者を主なターゲットとしている。
 越境ECサービス「Creoss—Asia(クレオスアジア)」を、アジア圏に強い越境EC向けカート「LaunchCart(ランチカート)」の導入を基本に、必要に応じたオプションサービスを組み合わせて提供する。
 現地語に対応したサイト制作は日本システムウエアが手掛ける。海外配送代行や顧客対応サービスは、提携会社の楽一番(本社東京都、清水洋一社長)が提供する。年間50万人の中華圏ユーザーが訪問する楽一番公式サイトを活用したプロモーションで、ECサイトへの集客を支援する。
 日本システムウエアは「バックオフィス業務や、基幹システムとの連携が可能。RPA(業務自動化)の同時提供もできるのが当社の強み」(ITソリューション事業本部)とサービスの優位性を説明する。
 日本システムウエアは9月、台湾に現地法人を設立しており、「今後は現地法人を活用した越境EC支援を提供していきたい」(サービスソリューション事業本部)と展望を語る。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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