ECコンサルティングのオルセル(本社東京都、齋藤竹紘社長)は、中国を中心に多言語サイトの構築サービスを提供している。海外言語でコーポレートサイト、ECサイトなど独自サイトを構築。現地の消費者や法人に向けた情報発信を行うことで信頼を獲得し、取引拡大につなげる。
サイト構築は、簡体字・繁体字の中国語、英語などの言語に対応している。中国向けサイトの場合は、香港のサーバーからサイトを配信する。これにより日本からサイトを配信する場合に問題となる、中国当局のネット検閲を解消。サイトが表示されなくなる問題を回避できる点が強みだ。
独自サイトは、1社ごとにオリジナルデザインで制作。商品やブランドに対する現地市場の調査も制作サービスに含まれており、需要に合ったデザインや構成を提案する。
海外モールサイトに加えて独自サイトも展開することで、会社やブランドで購入先を選ぶリピート顧客を育成。信頼できる取引先を求めている卸先の開拓にも役立つとしている。オルセルでは、サイトの検索対策や現地でのリスティング広告運用も手掛けている。
サイト制作は、一言語でのトップページ制作を20万円から請け負う。トップページ以外はページあたりの基本料金を1万円とする。ECの商品ページは一ページ3万円で制作する。
多言語制作対応は、トップページが一言語につき7万円で、他のページは5000円から提供する。
オルセル/多言語でサイト構築/現地顧客から信頼獲得
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