スナックミー/お菓子の定期通販/利用者は月10%で伸長

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 お菓子の定期通販を手掛けるスナックミー(本社東京都、服部慎太郎CEO)は、顧客の好みに応じたお菓子を食べきりサイズで提供している。2週間か4週間に一度、8種類のお菓子が届く。届くお菓子は自社開発のシステムで顧客の好みを判断して送る。利用者は順調に増えており、毎月約10%ずつ伸びているという。
 「snaq.me(スナックミー)」は100種類以上あるお菓子の中から、好みのものが届くサービス。ユーザーの比率としては女性が95%で、25~34歳のボリュームが厚い。
 ウェブ上でおやつに関する質問に答えてもらい、好みを把握する。その後、ユーザー個人のマイページを作成し、届いたお菓子への評価ができる。評価データは今後のお菓子の選定や商品開発に生かす。
 価格は1980円(税込)。素材にこだわった商品を展開し、添加物は使用していない。お菓子の作製はOEMメーカーに依頼しており、全国50社ほどと提携している。
 商品の開発スピードが速く、入れ替わりも早い点が特徴。これまで開発してきた商品数は累計1000種類以上で、毎月10~20%の商品を入れ替えている。お菓子の評価が低いものは扱わず、良いものは残している。
 商品に関してはABテストも実施。複数開発した中で、どちらを拡販するか決める際、それぞれ数百ずつのお菓子を顧客に送る。顧客の評価データを蓄積し、参考にする。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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