中古車ECへの参入が相次いでいる。中古車販売大手のガリバーインターナショナルが3月1日に事業を開始したほか、駐車場運営大手のパーク24も3月16日に開始する計画だ。中古車は通販商材として高額な上、流通経路や事務手続きが煩雑なことからECで取り扱う企業は少なかったが、大手が相次ぎ参入していることで市場は拡大しそうだ。
ガリバーは3月1日、楽天市場に出店してEC事業を開始した。4月にはヤフーショッピングにも出店する。
全国の店舗で買い取った車両をECサイトで販売。ECでは「使用期間5年未満」「走行距離5万キロ以下」「国産車」といった一定の基準を満たした車両のみを取り扱っている。
販売価格は79万8000~199万8000円の5段階で定額制。販売価格を明示し通販で買いやすくした。店頭とは異なるネット通販限定価格を設定している。
タイヤやオイルなど8種類の消耗品は全て新品と交換し、保証書を付けて販売。納車後30日以内で納車後の走行距離が1万キロメートル以内であれば、購入者は10万円の手数料を支払うことで返品ができる。
入金確認後に顧客の自宅に納車する。北海道と沖縄のみ送料を徴収する。
(続きは日本ネット経済新聞 3月12日号で)
中古車ECが活発化/ガリバーやパーク24も参入
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