輸入・卸売業を手掛けるアントレックス(本社東京都、成島勇一社長)はこのほど、19年2月期のEC売上高が、前期比で約70%増になるという見通しを明らかにした。15年3月に行ったアプリ配信開始などの施策が奏功。18年2月期以降は70%以上の増収が続いている。
同社の主婦向け雑貨のECサイト「entre square(アントレスクエア)」ではミキサーが人気商品となっている。15年3月には同サイトを刷新。取り扱っている各ブランドのブログページを開設したり、アプリ配信をスタートしたりした。
同アプリでは、同社が展開している100以上のブランドの商品の新着情報や、各ブランドの新商品やセールを紹介するブログの更新内容をチェックできる。
18年10月までに、アプリのダウンロード数は累計5万件に到達したとしている。会員登録なしで好きなブランドの最新情報をキャッチできる、アプリの使い勝手の良さがユーザーから評価されており、ダウンロード数が増加したという。ECサイトへの送客にもつながっており、売上高の伸長をけん引しているとしている。
アプリがけん引する形で、同社では、18年2月期の売上高も、前期比80%増となっていた。
アントレックス 19年2月期/EC売上高70%増へ/アプリ配信の伸長が奏功
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