LINE 14年12月期/売上2倍超の863億円/ゲーム事業伸長し増収に寄与

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 スマートフォン向けメッセージアプリ「LINE」を展開するLINE(本社東京都、森川亮CEO)の14年12月期の連結売上高は、前期比114%増の863億円だった。基幹事業の売り上げの6割を占めるゲーム事業の伸びが増収に寄与したという。
 「LINE」アプリから派生したゲームや、メッセージに挿入できるイラスト「スタンプ」の課金売り上げを中心としたLINE事業の売上高は、前期比126%増の774億円だった。LINE事業の売り上げの6割を占めるゲーム部門は、14年10月から同12月にかけて、6タイトルをリリース。積極的な新タイトルの展開が増収につながった。
 スタンプ部門においては、アジア地域を中心に、アニメーションスタンプ(動作付きスタンプ)の販売が好調だった。
 広告部門では、事業者が特典を付与してアプリのダウンロードなどを促進できるインセンティブサービス「LINE フリーコイン」の提供範囲を拡大した。
 アンドロイド版LINEに続き、14年12月にはiPhone版LINEでも同サービスの提供を開始。これにより、ゲーム事業者などの利用が進み、増収に寄与したという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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