安心・安全をテーマにした商品がネット通販の年末商戦で売れている。
大地を守る会(本社千葉県、藤田和芳社長)がネット通販サイト「ウェブストア」で予約販売したおせちセットは、14年11月末で前年同時期に比べて105%増となった。
化学調味料、保存料、合成着色料を一切使用していないのが特徴。重箱に入っているタイプを3品目、家庭で盛り付けるタイプのおせちセットを6品目販売。競合他社の動向にあわせて予約販売を昨年よりも4週間早い10月16日に開始した。他社との競争を回避したほか、3商品を新たに追加したことで新規顧客の獲得につなげた。
「盛り付けタイプ」では、会員制食品宅配で人気を集めた商品を追加した。
また「重箱タイプ」は、シニア層など少人数の家庭向けに二人分のおせち「京雅」を投入し、11月27日にはすでに完売している。
盛り付けタイプは11月27日時点ですでに昨年末までに売り上げ実績より3%多く受注。販売終了時までに前年よりも約90%伸ばすのではないかと予測する。
(続きは本紙1月8日号で)
大地を守る会・らでぃっしゅぼーや〈年末商戦〉 安心・安全テーマに売れ行き好調
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