消費者やアパレルの販売員が洋服のコーディネートを投稿する「コーディネートアプリ」の利用が拡大している。投稿ページからECサイトへ誘導するなど、アパレルECの新たな販路として急速に存在感が高まってきた。アパレルメーカー向けの広告媒体として収益を上げているケースも目立つ。コーディネートアプリ大手はテレビCMなどで国内の認知拡大を図りつつ、海外ユーザーの開拓にも着手している。
コーディネートアプリは、写真の投稿やコメントを通じてユーザー同士が交流するプラットフォーム。国内ではスタートトゥデイの「ウェア」、ヴァシリーの「アイコン」、GMOメディアの「コーデスナップ」などが先行している。
「ウェア」は消費者やタレントがコーディネートした自分の写真を投稿する。商品を気に入ったユーザーはスタートトゥデイのECサイト「ゾゾタウン」やメーカーのECサイトで購入できる。14年春には「ウェア」経由の月商が2億円に達した。
(続きは本紙12月18・25日合併号で)
コーディネートアプリが台頭/アパレルECの新たな販路に
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