セルート/配送をクラウド化/アプリのiOS版リリース

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 法人向けの輸送事業を行うセルート(本社東京都、高木惠理社長、(電)03―5285―5089)は9月11日、荷物の配送を依頼できるスマホアプリのiOS版をリリースした。アプリの利用者拡大が狙いだ。現在、同アプリの利用者は1000人弱だという。今後はEC事業者の利用促進も図っていく。
 「DIAq(ダイヤク)」はユーザーが配送業務の依頼、受託をスマホで相手と直接やり取りできる配送クラウドソーシングアプリだ。依頼者は集荷場所付近でアプリにログインしている配送業者を把握し配送を依頼する。
 専門業者だけでなく、一般人も配送の依頼を受けることができる。
 9月11日から、同社がアプリを通じて運送業者に配送を依頼し、運送業者の評価を行っている。評価内容によって配送依頼者の安心感を獲得し、利用を促進したい考えだ。
 今後は「EC事業者向けの料金プランなどを検討し、利用を促したい」(DIAqプロジェクトカスタマー担当)と話す。来年3月の決算までに依頼者と運送者それぞれ1000人の登録を目指す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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