一元管理システムなどを提供するアイルは8月21日、業務運用クラウドシリーズ「CROSS(クロス)」においてブロックチェーン技術を導入した。シビラの開発したブロックチェーンを活用することで実現。システムの強固性や機能の向上につなげたい考えだ。
アイルは「クロスシリーズ」として複数のネットショップの商品・在庫・受注情報などを一元管理する「クロスモール」や、実店舗とネットショップのポイントや顧客情報を一元管理する「クロスポイント」を展開している。
これらのシステムに、ブロックチェーン技術を導入することで、強固性やパフォーマンスの向上、システム運用におけるトレーサビリティーを実現できるという。
今後、本格的に同技術を活用することで、在庫の流動性やマーケティング精度の向上にも寄与できると見ている。
※ブロックチェーンとは 高度な数学理論による暗号技術や合意形成アルゴリズム、分散型ネットワークにより情報の改ざんや不正を不可能にする技術。
アイル/ブロックチェーンを導入/強固制や機能の向上狙う
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。